くるんと上向きの、キレイなカールが一日中続く。
普通のビューラーみたいに、まつ毛を”挟む”罪悪感もない。
マスカラの上から使えば、ダマも取れて、セパレートも完璧。
手軽で、なんだか「まつ毛に優しそう」なイメージの、ホットビューラー。
あなたも、毎日のメイクの仕上げに、欠かせないアイテムとして愛用しているかもしれませんね。
でも、最近、こんな風に感じたことはありませんか？
「なんだか、まつ毛の先が、パサパサしてる…」
「前よりも、まつ毛が細くなった？ハリがないような…」
「ホットビューラーを当てると、時々チリッてなるけど、これって大丈夫…？」
その小さな違和感、気のせいではありません。
それは、あなたの健気なまつ毛が、目に見えない”熱”によって、静かに悲鳴を上げているサインなのです。
この記事は、「優しいはず」と信じていたホットビューラーに、ほんの少しの疑問を感じ始めた、あなたのためのものです。
その”熱”に隠された本当のリスクと、もう熱ダメージに怯えなくてもいい、新しい美容の常識についてお話しします。
その行為、”毎日髪にヘアアイロン”と同じです
「挟まないから、優しい」
これは、半分正解で、半分は、とても危険な誤解です。
ホットビューラーがまつ毛にしていることは、あなたの髪の毛に、毎日、何の保護剤もつけずに、高温のヘアアイロンを当てているのと、全く同じ。
さて、あなたの髪は、どうなってしまうでしょうか…？
- 髪はパサパサになり、ツヤを失う
- 水分が奪われ、枝毛や切れ毛が急増する
- タンパク質が変性し、髪が硬く、ゴワゴワになる
想像しただけで、ゾッとしますよね。
同じことが、あなたの繊細なまつ毛の上で、毎日繰り返されているのです。
ホットビューラーが引き起こす、3つの”熱ダメージ”
まつ毛の「乾燥」と「硬化」
熱によって、まつ毛内部の水分が蒸発。乾燥してパサパサになり、キューティクルが傷つきます。さらに、主成分であるタンパク質が熱で変性（ゆで卵が生卵に戻らないのと同じ）し、まつ毛が硬く、もろくなってしまうのです。
切れ毛・抜け毛のリスク
もろくなったまつ毛は、少しの刺激でも切れやすくなります。また、熱が毛根に伝わることで、毛周期に影響を与え、抜け毛の原因になる可能性も。
カールが”かかりにくくなる”悪循環
最も皮肉なのが、これです。
傷んでハリを失ったまつ毛は、カールを維持する力が弱まります。
「最近、カールがつきにくいな…」と感じたあなたが、もっと長時間、もっと高い温度でホットビューラーを当ててしまう…という、ダメージを加速させる悪循環に陥ってしまうのです。
「でも、熱を使わないと、カールが持たない…」
その悲痛な叫び、よく分かります。
特に、湿気が多い日や、マスクをしていると、せっかく上げたカールも、すぐに下がってきてしまいますよね。
でも、ここで、もう一度、根本的な問題に立ち返ってみましょう。
問題は、ホットビューラーという「道具」にあるのではありません。
「熱の力を借りなければ、カールを維持できない、あなた自身のまつ毛の”体力不足”」にこそ、あるのです。
目指すは「熱で固める」のではなく「自力で上を向く」まつ毛
髪質に、ハリ・コシのある「剛毛」と、柔らかい「猫っ毛」があるように。
まつ毛にも、”カールがつきやすい毛質”と”つきにくい毛質”があります。
私たちが目指すべき、究極のゴール。
それは、熱で無理やり形を”固定”するのではなく、あなた自身のまつ毛を、ハリ・コシのある「カールがつきやすい毛質」へと、根本から育ててあげること。
いわば、「まつ毛の髪質改善」です。
あなた自身のまつ毛が、一本一本、しなやかで、力強い”芯”を持っていたら…？
- ビューラーだけで、くるんと美しいカールがつく
- 熱の力を借りなくても、そのカールが一日中続く
- ホットビューラーによる、日々のダメージから解放される
そんな、ストレスフリーな毎日が、手に入るのです。
スマホで始める、あなたの「まつ毛髪質改善」
その本格的な「髪質改善」は、「オンライン診療」という形で、今や、新しいヘアアイロンをネットで探すのと同じくらい、手軽にあなたの日常に取り入れることができます。
スマホを通して、専門のドクターに、あなたのまつ毛の悩みや、「理想のカール」について相談する。
そして、あなたのまつ毛の「土台」を根本から立て直し、熱に頼らなくても美しいカールを維持できる、強く健康なまつ毛を育てるための、医療用の「まつ毛外用薬」を処方してもらう。
まとめ：「優しい」の思い込みが、一番怖い
「挟まないから、優しいはず」
その、なんとなくのイメージが、知らず知らずのうちに、あなたの大切なまつ毛を、毎日傷つけていたのかもしれません。
熱に頼る、その場しのぎの美しさから、自分自身の力で輝く、本質的な美しさへ。
正しい知識が、あなたの未来のまつ毛を、そしてあなたの自信を守ります。
もう、熱ダメージに怯える毎日は、終わりにしませんか？
